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ワクチン接種後の発熱について

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ファイザー社のワクチン接種後の発熱について、特に2回目接種後多くの人(36%程度、3人に1人の割合)に発熱、頭痛、倦怠感などの全身性副反応が起こりますが、発熱には抗炎症作用の少ないアセトアミノフェン(カロナールやタイレノール)が第一選択です。

重要なことは解熱のために、ロキソニンやボルタレンといった非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は服用しないことです。
NSAIDsを服用すると腎機能に抑制がかかり、免疫力が落ち、後遺症を残すケースが多いようです。
ロキソニンは消化器障害、腎機能障害などの副作用、喘息を引き起こすこともあります。
世間で新型コロナウィルスに罹患した人の中で後遺症が残っている人のかなりの割合でNSAIDsを服用しているケースがあるようです。

解熱剤としてカロナールが第一選択で、使用法としては内服ではなく頓用として。
発熱した際に体重×10mg、例えば体重60キロの人であれば600mg、体重80キロの人であれば800mgを服用するのがいいとのことです。

ただし、NSAIDやアセトアミノフェンの使用を禁じられている人は禁忌です。