以下、どくらぼ http://doclabo.jp/contents/722 から転載
2015年11月06日 13時00分誰もが知っている歯磨き粉が歯茎をボロボロにし、歯の寿命を縮めています。今、歯科医の間で話題になっている歯磨き粉のツブツブが歯に与える影響についてクローズアップしました。かなりセンセーショナルな内容になっています。
人間の手で新しく作り出された化学物質によって自然界が汚染され、野生の動物達が死に絶えることへの警鐘を鳴らした書、「沈黙の春」は1962年に発売されました。便利さを追求してきた人間の傲慢さを訴えるものとして瞬く間に世界に広がり人々が持っていた便利さへの認識を変化させました。
沈黙の春が出版されてから約50年後の2011年、東日本を襲った大震災と大津波により、東京電力福島第一原子力発電所の運転はとまり、水素爆発が起こりました。放射性物質が大量に外部に放出され、その結果、食の安全が脅かされました。そして、この安全は今もなお回復していません。政府の対応が遅れ、国民に動揺と不安が生まれ、絶対に安全だと確信していた"便利さ"に対する不信感が人々の頭に残りました。
この不信感は東京電力福島第一原子力発電所だけではありません。人々は身近にある"便利なもの"に対し疑念を持つようになりました。今食べているもの、今使っているものは本当に安全なのか。便利ではあるが、実はカラダに害があるものではないかと疑念を持つようになりました。
こうした今だからこそ、私たちは日常に転がっている"便利なもの"を再考し、自らの安全や健康について再定義する時期に差し掛かっています。
今回は歯科の観点から、そうした日常に転がっている便利なものの1つである「歯磨き粉」について、歯科医の間で話題になっている、ある1つの問題をご紹介いたします。
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