佐古歯科 上野御徒町の歯医者

佐古歯科のブログ

金属アレルギー

 歯科で保険適用の金属は12%金銀パラジウム合金で、金が12%、パラジウムが20%、銀が50%前後(メーカーによって量が違う)、銅が16〜20%くらい(メーカーによって量が違う)、その他(メーカーによって量が違う)亜鉛やインジウム、イリジウム、ガリウムなどが含まれた規格の金属です。

金属が直接皮膚に触れる接触皮膚炎は、その原因となる装飾品などを身につけなければ皮膚の症状は治まりますが、もし口の中にある金属が原因であれば取り除かない限り金属アレルギーは治りません。

時計のCITIZENのHP http://citizen.jp/cs/support/watch/allergy.html にグラフもありますのでご覧ください。

6大メタルアレルゲンにパラジウムが入ってます。
全国歯科大学のアレルギー外来受診者1000人の最近のデータで、パッチテスト陽性は581名、そして陽性感作率ナンバー1のメタルはパラジウムでした。